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Diary 2010-2018

百人寄れば文殊のグルーヴ

by BAJサイト 運営者アカウント 2010年3月19日
2010年3月19日

先日、「Drumming High」なるイベントに遊びに行ってきました。
「Drumming High」とは、五十嵐公太さんと酒井麿さんが主催のイベント。ステージだけのみならず、客席にまで会場中にドラムや電子ドラムやパーカッションが置かれていて、お客さんにも叩いてもらい、その他、立ち見のお客さんにもシェイカー等を持たせて、とにかくお客さんも含めた全員で打楽器を鳴らしてグルーブを作って行くというイベントです。今回で3回目。

毎回、趣向を変えているのですが、今回は俳優の相島一之さんを「軍曹」に迎えてのストーリー仕立て(二つの国がリズムで戦争するという設定)になっていてエンターテイメントとしてもとても面白い。公太さん側の王国の援軍としてルーク篁さんとMASAKIさん、麿さん側の援軍にはスチールパンのオカピさん(あまり生で聴く機会はないけどスチーパンの音色スゴい好き)と和太鼓の千代園剛さんが参加してのリズムバトルという設定。さらにそこにはお客さんも一緒に参加できる訳です。
まあ、僕もドラマーという事でどうしてもそのグルーヴみたいなものに耳というか、意識というか、心が行ってしまう訳ですけども、これがまた聞いていてとても興味深い。
お客さんの中には「セミプロ」みたいな人もいたのかも知れませんが、ちょっとドラムが叩ける人とか、あとはほとんどが打楽器未経験者という方々だったと思います。
のっけから、麿さんの指示に従ってみんなで音を出して行くんですが、ウォームアップをしてからリズムに入った瞬間がスゴかった! もの凄い突っ込むというか、とっても前のめりというか、えらいハシるというか、何しろもの凄い早いタイミングで音が飛び出して来るのです。
長年、打楽器をやっていると分かるのですが、あそこまでのチェンジアップというか、テンポアップは相当に無理しないと出来ません。出来たとしてもかなりの勇気が要ります。それを何十人という集団でやってのけるからまたビックリな訳です。みんなが同じ感覚で前のめりなのです。日本人特有の「頭拍打ち感覚&待ちきれない感じ」がとても良く感じられた瞬間でした。もちろん、別にそれは悪い事ではありません。民族特有の気質みたいなものなんだと思いますし、お客さんはそれでお金をもらっているわけでもありませんし…。
それが程なくして、ものの数分もしないうちにノリが合ってくるんですねぇ〜。
30分、1時間、2時間と経つに連れ、その大きなウネリはどんどんと強固なものになっていくのです。
多少、誰かがポロポロとそこから溢れようとも、全体は問題無く「ワッショイ!ワッショイ!」と進んで行く。
まさに、「集団グル〜ヴ」、「人力トランス」、「ドラミング・ハイ」。
これにある種の「トビ道具」を用いて精神まで飛ばしていったものが「儀式」、いわゆる「宗教儀式」とか古来の「祭り」だったんではないでしょうかね。
よく、「Blendrums」のレナード衛藤さんや芳垣安洋さんともそんな話をします。レナードさんの「アフリカの儀式」話とか、芳垣さんの「祭りグルーヴ」話とかかなり面白いっすよ。それだけで一晩中、お酒が呑めるくらい。。。

やっぱり、それは打楽器グルーヴの真骨頂なんぢゃないかと思います。そこが他のメロディー楽器と決定的に違うところかも知れません。
まあ、実際に楽曲を演奏する際には、緩急を付けたり、あるいは止まったり、飛び道具を出したりして変化を付けていかなくてはいけないので、一概に「1グルーヴ命!」という訳にはいきませんが…。

この類いは、ただ見ているよりも、やはり参加した方が面白いし、体感出来ると思いますよ。
今回、私は見ているだけでしたが。。。 それはそれでドラマーとしてはかなり面白かったです。

ちなみに、前回はアンコールだけ参加させて頂きました。 前回のゲストの「スティーブ・エトウ」さんとは結構なお久しぶりでした。 その時の打上げの様子です。
  川^^||| & Ω
またまた、ボケボケな写真でスミマセン。 そろそろ、携帯変えますわ…。
御兄弟と芳垣さんの話が出たので、改めて言わせて頂きますが、「衛藤兄弟」、そして「芳垣」さんとお会い出来たのは、今までのバンドのメンバーと出会えたのと同じくらい、僕の「財産」です。。。
ありがとうございます。
そろそろ「Blendrums」やりたいな・・・
ヨロシクお願いしますね、レナードさん。

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